豊かな海と原始の森の生命のゆりかご知床半島。知床観光船ノルドスターン

知床観光船 Mako3
知床観光船 Mako3

 

症 状:

 

 

過去に何度も船酔いを経験され、酔いそうになると汗や生あくび胸焼けがして、酷い時は嘔吐をするがその後回復する時と何度も繰り返す時がある。もちろん楽しいどころでは無くなり、早くおろして欲しいと切実に訴えたい気持ちになる。原因は、人体が平衡感覚を保てるのは、耳の奥にある三半規管の働きなのですが、この三半規管のほかに前庭器という器官があり、相互作用で身体の傾きなどを脳に伝えています。ところが、船や車など揺れる乗り物に長時間乗っていると、乗り物の動揺や振動によって、三半規管や前庭器の耳石器が刺激を受け続けることになり、自律神経や脊髄神経に悪影響を与えます。これに目の運動刺激も加わって、乗り物酔いになってしまう場合が多いのです。分かり易く言うと実際の傾きと視覚の傾きの感覚にズレが生じてしまうからなのです。

 

目 的:

せっかくはるばるここまで来たのですから、船酔いを克服し、海から知床半島の全景を体験する為です!

対 策:

時系列でご説明させて頂きます。

【前日】夕食時には食べ過ぎ飲み過ぎにならないよう注意します。翌朝胃がもたれたりしないよう、油の多い物も控えた方が無難です。また、できるだけ睡眠を多くとりましょう。疲労回復にもなりますし、眠れなくても横になって目を閉じ、身体も神経もリラックスさせるつもりで休みます。寝不足も過労も船酔いの大敵ですからね。

 

 
 
 

 

 

 

【当日朝】まずは自己暗示!!船酔い対策では必須項目です。船酔いの悪いイメージを忘れ、景色を楽しむ目的を頭と心で再確認しましょう。乗船時には満腹感も空腹感も感じないくらいになるよう、時間を考えて朝食は軽めに取ります。酔い止め薬も忘れずに飲みましょう。薬によって効きだす時間などに違いがありますので、取説を読んで正しい時間に服用します。酔い止め薬にはドリンクタイプもあります。衣類は、ぴったりしたハイネックやウエストのきついものは避け、身体を締めつけないものを着用します。ベルトも緩めにしてくださいね。膝や腰回りにタックの入ったワークパンツや釣り用のズボン、スポーツウエアなどはお薦めです。女性の場合、締めつける下着類はできるだけ避けたほうがいいでしょう。※持ち込む物としてのオススメは、お茶系ペットボトルとスナック、パン類です。(食べ方は後で説明します)近くに酔い止め薬を売っている所もありますので、買い忘れた場合はスタッフにお伺い下さい。

 

【乗船時】船酔いには、精神面が大きく影響しています。船酔いしたときの苦しい経験から必要以上に船酔いを意識するようになり、そのため船に乗っただけで、または乗る前から「酔うのでは…」と神経を混乱させてしまっているのです。これこそ自律神経を不安定にさせている大きな要因。体質だからとあきらめないで「自分は酔わない」と強く暗示をかけてみてください。揺れが少なく、船の排気ガスが当たらないところに座りましょう。※当船(マコV)は設計構造が良い為、どこに座っても排気ガスの臭いは気にならないでしょう。なるべく景色が良く見える場所へ行き、風に当たるのが良いです。船の重心は真ん中よりやや後方にあります。その重心を支点にして上下に揺れますので、支点の辺りをポイントに心がけます。

 

【走行時】さぁ!いよいよ知床半島へ出発です。神々しい知床連山や奇岩類、度迫力の断崖要塞が次々と現れます。とにかく次々とやってくる景色を逃さないように五感を張り巡らせて体感してください。そうしているうちに酔いの事など忘れてしまい、最大の要因を克服できます!観るのは半島部分だけではありませんよ、いたるところで野生動物達が生活していますので、常に回りにアンテナを張り巡らせてください。また、船が交差する時は数回大きくヨーイング(横揺れ)しますが、やってくる波を見ながら構えていれば逆に楽しめますよ。ほとんどの船舶関係の広告がさわやかな楽しいイメージを打ち出すのは、こうして船酔いの気をそらすのが目的なのです。これはすごく大事な克服術でもありますね。

  【もし】、生あくびが出たり、胸焼けや胃がグルグルしだしたら、危険信号ですが慌てず対策を取りましょう。@まずは用意したお茶類ドリンクを一口飲む。Aスナックや菓子パン(油の無い物)を口にほうばります。Bそしてなるべく気をそらすように動かない景色(山々や断崖等)を観ながら様子を見てみます。C1〜3を繰り返し、気を落ち着けながら立ったりしないようにしましょう。それでも悪化するようなら船酔い止めを飲みましょう。そしてまた1〜3を繰り返します。※私的なオススメはイヤホンで好きな音楽を聴きながら素晴らしい景色を体感する事です。

●以上時系列でご説明させて頂きましたが、十分な準備と心構えを持ち、素晴らしい世界に感動して下さい。